
家づくりヘルパーです。
本日は外壁について、後悔しない選択ができるようにお伝えしたいと思います。
外壁は字のとおり外の壁のこと。
家全体に使うので増額・減額にも大きく影響します。
種類も色々あってそれぞれ特徴もあります。
契約によっては「この中から選んでください」なんて話が進んでしまうこともあるかもしれませんが希望によっては増額で変更が利いたりしますので、好みのものがあるならば担当者に聞いてみると良いとおもいます。
それでは一般的な種類からご紹介していきます。
1.窯業系サイディング :セメントと繊維質で作られている。日本の住宅の約65~70%に使用されています。
耐久平均年数は約7~10年。現在ではもっと耐久性に優れたものもあります。
2.モルタル系外壁:セメント砂で作られている。上から塗装で仕上げる。
耐久平均年数は約8~10年。
3.金属系サイティング:文字通り、鉄板やアルミニウム合板で作られ、窯業系サイディングの次に多く使用されています。
耐久平均年数は約10~15年。へこみや傷ができやすい。
4.タイル外壁:土や砂を高温で焼き上げたタイルを張る。キズが付きにくく経年劣化も起きにくくメンテナンス費用があまりかからない。
ですが初期費用が高額。耐久年数は約20年。
5.ALC外壁:軽量気泡セメントと言われ、断熱性・遮音性・防火性に優れている。
耐久年数は約10~15年。
6.木質系サイディング:木材で作られ、天然木に塗装などを施したもの。
耐久平均年数は約10年
それぞれ家の雰囲気が違うので好みと耐久性や性能を比べながらの選択は難しいかもしれません。
なので、もし迷って特にこだわりがなければ窯業系サイディング。
性能にこだわりがあればその性能のものをオススメします。
何故なら窯業系サイディングは日本で一番使用されているだけに、種類も豊富、価格もピン切。光触媒などの機能の付いたものも販売されていて、
太陽の光と雨で外壁が汚れにくくなるものもあり、機能もどんどん進化しています。
そのため価格とデザインを考えてお好みのものを楽しく探すことが出来ます。
あえて言うなら、屋根と外壁は耐久年数を同じくらいのものに合わせると、メンテナンスが一度にできるので足場などの経費の節約になります。
メーカーによっては上記の素材でも耐久性やデザイン性に優れているものもあります。
担当者に聞いてみましょう。